ナショナル・ギャラリー 英国の至宝
昨晩、文化村ル・シネマのナショナル・ギャラリー 英国の至宝を観てきました。
http://www.cetera.co.jp/treasure/
BGMもなく、掃除する人の足音、入場者のざわめきの中、
修復技術、企画会議、学芸員の絵画の解釈、歴史を切り抜いた一瞬の絵画…。
瞑想のような、大学の講義のような、修行のような3時間でした。
長かった。
3姉妹でのバックパッカー旅行ではじめてロンドンへ行ったときに出会った
ナショナルギャラリーのベロッキオの「トビアスと天使」。
この絵が大好きで留学中もなんどこの絵の前に長い時間立ったことでしょう。
さいごのほうで、一瞬この絵がちらりと映ったことで、3時間におよぶ長い長い修行のような
ドキュメンタリー映画鑑賞の重い空気がわたしだけふわっと軽くなりました。
永遠の愛犬トビアスの名前はこの絵から名付けられています。
ロンドンで大好きなところ、「トビアスと天使」の絵の前。
自然史博物館。セント・ジェームス・パークでのスズメに餌やり。
ケンジントン・ガーデンのピーターパンのぐるり。
キュー・ガーデン。